「地域医療、在宅医療のこれから」

平成24年10月6日（土）中区栄の「中区役所ホール」にて、介護ジャーナリスト 小山朝子さんをお迎えし、第13回在宅療養講演会を開催しました。
（主催：名古屋市高齢者療養サービス事業団、名古屋市、名古屋市医師会、名古屋市歯科医師会、愛知県看護協会、名古屋市薬剤師会）

当日の講演は、「地域医療、在宅医療のこれから」をテーマに、講師の小山さんご自身の在宅介護の経験をもとに、家族が望むサービスの在り方や在宅医療を支える地域資源の活用方法などについて、とても分かりやすく話されていました。

また、「家族とともに」と題したＤＶＤの映像も交え、在宅医療における医療材料の適正な供給方法や介護現場における問題点などについても、分かりやすく説明されており、ご家族の介護をされている方や、医療や介護サービスの仕事に携わっている専門職の方々にとっても、大変参考になるお話を聞くことができました。

小山朝子さんは、介護ジャーナリストとして、現在は、全国各地での講演活動や新聞、雑誌、テレビなどのコメンテーターもつとめられており、当日の質疑応答にも分かりやすく答えていただき、会場の参加者も大変満足して会場を後にされました。

当日は、講演会のほか、ロビーにおいて、在宅療養に役立つ情報コーナーを設けるとともに、在宅療養個別相談コーナーにおいても多数の相談があり、事業団の看護師、ケアマネジャー等が市民の相談に応じることができました。

※当事業団では、今後ともこうした在宅療養を支援する講演会を企画していきたいと考えておりますので、次の機会にも、ぜひご参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。